外塀と石垣
外塀南側
屋敷を取り囲む外塀は、敷地の東南面と南西面に残っています。建設年代は江戸後期で、白壁と板張りの塀に瓦葺屋根を載せた構造となっています。外塀の総延長は100メートルを超えます。
石垣
石垣は明治初期頃から築かれたと考えられています。正面側(東南面)は、高さ約2.5メートルの石垣、南西面は高さ約1.4メートルの石垣と土塁で造られています。自然の玉石を使用した見事な反り付きの矢積みが特徴です。
埋門
南西面の外塀は70メートルに及びます。その一部には、藩主の緊急脱出用の 埋門(うずみもん)が設けられています。
濠
濠は幅約2メートル、現在も用水として利用され、60センチメートル程の深さで水が流れています。
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